今回は、化粧品が目がしみる原因と目がしみないようにする対策を紹介していきます。
目がしみるというのは、目に刺激物が入ったり、乾燥したり、疲れであったり色々な事で起こると思います。
では、自分自身が目がしみる場合、一体何が原因で目がしみているのか気になりますよね?!
特別疲れていないし、目に何か入った気がしないのになぜか目がしみている方はもしかすると、化粧品が原因の可能性があります。
そこで、化粧品がなぜ目にしみる原因になるのか、目がしみないようにする対策も詳しくご紹介していますので、どうぞ最後までご覧ください。
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目がしみるのは化粧品のせい?
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目がしみるのはドライアイが原因?
ドライアイは、天然の栄養・保湿成分の役割をはたしている「涙」の量が減ったり、質が変わってしてしまうことで、目を保護してくれるバリア機能が落ちてしまい、目の表面がカサつき、の傷ついてしまった状態をいいます。
実は、ドライアイの初期症状で目の乾きという人は少なく、「目が疲れる」「ゴロゴロする」「目がしみる、ヒリヒリする」のほか、「光がまぶしい」「何となく見えづらい」などの様々な初期症状が見られます。
ドライアイによって、涙の量や質が変わる原因のひとつとして、パソコンや携帯電話の長時間使用です。
真剣に、細かい文字を追うと、目が見開きっぱなしになってしまい、まばたきの回数が減ります。
そして、目の表面から涙が蒸発しやすくなり、乾いてしまいます。
しかも乾いた状態が続くけば続く程、目の表面が荒れてしまい、涙が目の表面をきちんとカバーできなくってしまい、更にドライアイが悪化してしまいます。
また、偏食や、不規則な生活をすると、涙成分であるたんぱく質や油分に影響をおよぼし、涙の本来の機能を低下してしまいます。
その他にもコンタクトレンズの長期装着やアレルギーもドライアイの原因になりやすくなっています。
まさに現代人の生活は、目にとってはかなり厳しい時代です。
目がしみるのはアイメイクが原因?
涙の量が少なく、目が乾いてしみてしまうドライアイ。
デスクワークでもないし、パソコンはほとんど使っていないのにドライアイの様に目がしみるという人も少なくありません。
もし、こういう症状がある場合は、マイボーム腺の詰まりが考えられます。
マイボーム腺とは、上下のまぶたの内側にある、油分を供給する腺のことです。
まつ毛の生え際に並んでいる小さな開口部から油分を供給する役割があります。
また、涙は3層から構成されており、眼球の外側を覆っている油分が少なくなってしまうと、水分が蒸発し、ドライアイを引き起こしてしまいます。
マイボーム腺が梗塞する原因は、老化や炎症などがありますが、女性の場合はアイメイクがマイボーム腺の出口を塞いでしまっている場合が多くあります。
マイボーム腺を綺麗に保つにはどうしたらいいの?
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マイボーム腺は、上下のまぶたの縁にある数十個の分泌腺の事で、涙の表面を覆う油脂成分を出す役割があります。
そのマイボーム腺の油の出口を含めて異常が生じてしまう状態をマイボーム腺機能不全と言います。
女性の方は、マスカラやアイラインをまぶたの内側の粘膜にまで塗るのは避けるように注意しましょう!
最近よく見かけるのですが、アイメイクに凝りすぎてしまい、マスカラやアイラインをまつ毛の内側の粘膜にまで塗ってしまっているケースが見られます。
粘膜とは、液体の吸収や分泌を担う器官であり、舌や鼻の穴も粘膜です。
なので、粘膜にまでメイクをする行為は、舌や鼻の穴にメイクをするのと同じ事といえるので注意しましょう!
メイクする際はマイボーム腺を塞がないように注意し、まつ毛の外側まででストップして、夜はしっかりクレンジングして、アイメイクを落としていきましょう。
まつエクなども目がしみる原因になるの?
まつ毛を魅力的に演出し、女性に大人気のまつ毛エクステンションやまつ毛パーマは、すぐにドライアイを引き起こす訳ではありませんが、何点か気をつけるポイントがあるのでご紹介します。
ある調査で、過去1 年間で、まつ毛エクステンションの施術を受けたことのある女性1,000 人のうち、4人に1人が目に関する何らかの異変を感じている結果がでました。
主な原因として「接着剤(グルー)が目やまぶたに触れていた」「取り付けた人工毛が目やまぶたに刺さっていた」などを挙げる人が多くいました。
まつ毛エクステンションは刺激に敏感な目の周囲に施術する為、美容師法によって、美容師免許を持った人が施術できる行為という規定があります。
なので、まずはまつ毛エクステンションを施術してもらう際は、施術者が美容師免許を持っているか確認しましょう。
また、「まつエクやパーマを長持ちさせたいから、目の周りをあまり触りたくない」という意識が働いてしまい、アイメイクをきちんと落とし切れていない人も中にはいます。
そういう心配がある方は、ゴシゴシこすらなくてもメイクを落とせるクレンジング剤を選び、毎晩しっかりとアイメイクを落とし切りましょう!
化粧品が目にしみる原因は?

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メイクをする場合、目元が一番刺激を受けやすく、老化しやすい場所となっています。
その分、特にしっかりと、ケアをする場所とも言えるのではないでしょうか。
また、目の際まで丁寧に化粧品を塗りる事を、普段のケアでも意識している方も多くいるのではないこと思います。
ということは、必然と、沢山の化粧品を塗る場所が目元になると言えます。
化粧品の刺激が目に出ることもあります。
しかし、目がしみる原因は、アレルギーかもしれないですし、疲れ目や乾燥かもしれません。
はたまた、何かの病気の可能性もあります。
目がしみる原因は基本は医師の診断を仰ぐのがいいでしょう。
しかし、化粧品の刺激が原因、というケースもあります。
もし、化粧品の刺激が原因の場合は、化粧品の使用を中止しましょう。
ちなみに、化粧品が目に入って痛みを感じると言う場合は、必ずしも使用を止める必要のある刺激ではありません。
ここで言う目がしみる刺激というのは、目の周りに丁寧に塗布し、その後に刺激を感じる場合です。
目に入った場合は別で、そもそも化粧品は目に入れる為に作られていません。
間違えて入ってしまうと、刺激になるものがほとんどです。
化粧品が目に入った場合は、水で洗って処置しましょう。
それでも症状が改善されなかったり、症状がひどい場合には病院を受診しましょう。
化粧品の刺激と考えられるのは?
- 外出時にだけ目に違和感や刺激を感じる
- サングラスやメガネをしても目の違和感や刺激が無くならない
- コンタクトレンズを外しても目の違和感や刺激が無くならない
- すっぴんでも外出時には目に違和感や刺激を感じる
- スキンケアの直後に目に違和感や刺激を感じる
- 洗顔直後は刺激を感じなくなる
- 1日中ずっと刺激があるわけでは無い
これらに該当する場合は化粧品が原因の可能性があると思います。
化粧品によって目がしみているのを確認する方法はあるの?
化粧品が原因で目がしみているのを確認する方法はいたってシンプルです。
- 1つずつ、塗布した直後に目がしみないか様子を見る。
- いつもどんな時に痛みや刺激を感じるか確認してみる。
これが一番分かりやすいのではないかと思います。
もし、これかも?と思った化粧品があれば、しばらくその化粧品の使用を止めてみましょう。
これで症状が回復すれば、化粧品による刺激の可能性が非常に高いと言えます。
目がしみないようにする対策はあるの?

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それではどうすれば目がしみないようになるのでしょうか?
ドライアイとマイボーム腺を中心に対策法をご紹介していきます。
目を温め、マイボーム腺の詰まりを溶かす
眼球を覆う油分を供給するマイボーム腺の詰まってしまうと、マイボーム腺から分泌されるべき油分が、まるでバターのように固まってしまうことがあります。
これを溶かすのに簡単で効果的なのが、目を温めることです。
方法は、40℃くらいの蒸しタオルで10分ほど温めましょう。
蒸しタオルの蒸気によって、目の奥まで温めることができ、ドライアイだけでなく疲れ目にも効果があります。
目のストレッチで、目に涙を増やそう
無意識で行っている、まばたきという動作は、目の表面に涙を送るというとても大切な働きがあります。
ドライアイが気になり目がしみる方は、意識してまばたきの回数を増やしましょう。
涙の量が増える事によって、目にうるおいを与えることができ、目がしみなくなっていきます。
コンタクトやカラコンは正しく使いましょう!
コンタクトレンズには、ハード、ソフト、使い捨ての3種類があります。
コンタクトの種類によって、長所と短所があります。
自分のライフスタイルに合ったコンタクトレンズを選ぶのと同時に、ドライアイが気になり目がしみる人は、酸素透過性にすぐれたものや、モイスチャー成分が含まれているものを選んでみてください。
コンタクトの間違った使用で特に目立つのが、定められた使用期間を守らず、長時間装用したままになっているケースです。
節約するために、使い捨てコンタクトレンズを何日間もつけたままにしているという人もいます。
そういう間違った使用方法をしていると、菌が繁殖したり、角膜に傷がついたりして眼の病気を招くこともあるので、定められた使用方法をきちんと守るように注意しましょう。
まとめ

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化粧品が目がしみる原因と目がしみないようにする対策を詳しくお届けしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
目の周囲に化粧品を塗ってしみる場合は目に直接入ってしまっているのが原因となりますが、目の周囲以外の化粧品にも目がしみることが分かりましたね!
まずはこの化粧品が怪しいと思った場合は、その化粧品を中止してみましょう!
それで、目がしみなくなれば、解決できますし、それでも目がしみる場合は、他の化粧品か、化粧品以外に原因があるかが分かるので、一つ一つ確認しながらやっていきましょう!
お医者さんにかかり、意見を仰ぐのも一つの手段ですので、ぜひ、参考にしていただけたらと思います。
最後までご覧いただき有難うございました。