本記事では、空港ラウンジにクレジットカードの付帯サービスで同伴者が無料で入れるカードのご紹介をしていきます。
「空港ラウンジを無料で使えるカードが欲しい」
「空港ラウンジってどんなサービスがあるの?」
空港ラウンジサービスは、年会費の高額なカードでしか使えないと思っている方も多いでしょう。
飛行機での旅行の際に、まず最初に苦痛になってしまうのが空港の混みあった待合室でのフライト待ちの時間ですよね。
空港ラウンジには、リクライニングシートでゆっくりと、フリードリンクや軽食を楽しみながらフライトまでの待ち時間を過ごすことができるんです。
そこで今回は、空港ラウンジのサービス内容や空港ラウンジに同伴者も入れるコスパ最強のクレジットカードをご紹介します。
Contents
どんなクレジットカードを持っていると空港ラウンジに入れるの?
出典:http://xem-ch.com/wp-content/uploads/2015/03/Credit.jpg
空港でのもっとも使い勝手のいいサービスといえる空港ラウンジサービスは、基本的にはゴールドカード以上のカードに付帯しています。
ゴールドカード以上のカードというと、高額な年会費が必要なのではないか?と思っている方も多いのでは?
ただし、年会費税込2,000円前後の格安ゴールドカードでも、ラウンジ特典が付帯しているコストパフォーマンスに優れたカードとなっています。
空港ラウンジを利用する際には、
- 空港ラウンジサービスの付帯したクレジットカード
- 当日の搭乗券
が必要です。
これを空港ラウンジで見せることで、ラウンジを利用することが可能です。
原則として、ラウンジを利用することができるのは出発空港となりますが、ラウンジによっては到着空港でもラウンジの営業時間中であれば利用できるラウンジもあります。
空港ラウンジに同伴者が無料で入れるカードはあるの?
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飛行機に乗る回数が多い人は「空港ラウンジ」の存在を当たり前に知っていますが、実はあまり知らない人も多いのも事実です。
空港でのちょっとした時間にコーヒーでも飲んで、一息つける空間はありがたいものなんですよね。
空港ラウンジはゴールドカード以上であれば、ほとんどのカードは無料で利用できます(ゴールドカードでも利用できないのもあります)。
さらにその上に同伴者1名まで無料のクレジットカードもあるんですよ。
実はこれってすごく便利なんですよね。
旅行は2人くらいで行くことが多いと思います。
「同伴者も無料」というのはなんといってもありがたいですね。
でも実際は、同伴者無料のクレジットカードは、ほとんど無いのが実情です。
年会費が安いのに同伴者が無料のカード
夫婦、恋人、友人など同伴者と飛行機を利用したとして、相方が空港ラウンジを利用できるカードを持っていれば問題ありませんが、そうでなければアウトです。
空港によりますが、ラウンジの利用料金は1,000円~が多いです。
シャワーを使うならさらに1,500円かかってしまいます。
そこで、同伴者も利用できる以下の2枚のカードがコスパも優れています。
JALアメックスカード
- 年会費:6,000円(税抜)
- ラウンジ:国内28空港のラウンジ、ハワイ・ホノルル国際空港のラウンジが無料
- 同伴者:1名まで無料
ANAアメックスカード
- 年会費:7,000円(税抜)
- ラウンジ:国内28空港のラウンジ、ハワイ・ホノルル国際空港、インチョン国際空港が無料
- 同伴者:1名まで無料
この2枚のクレジットカードは、空港ラウンジでの最強コスパカードです。
年会費が1万円以下で、同伴者1名が無料になるカードは滅多にありません。
アメックスはJCBと「加盟店の相互開放」をしているので、JCBカードが使えるところでは、アメックスも使えるので、アメックスが苦手という人にも大丈夫です。
ちなみに…
日本のアメックスは、セゾン系とアメックス本家の2種類があります。
日本で発行されているアメックスカードは、アメリカン・エキスプレス社が独自に発行している「オリジナルのカード(プロパーカード)」と、信販会社のクレディセゾンと「アメリカンエキスプレス」が提携して発行している「セゾン・アメックスカード」の2種類が存在しています。
「セゾン・アメックス」と「本家アメックス」の違いは明確で、セゾン・アメックスの方が年会費も安く、審査にも通りやすいので所有しやすいです。
しかし、格付けでは圧倒的に本家アメックスの方が上です。
しかも本家で手に入るアメックスは、「アメリカン・エキスプレス・カード」と「アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード」の2枚だけですごくシンプルです。
「アメリカン・エキスプレス・プラチナカード」やブラックカードの「センチュリオンカード」はインビテーション(招待制)なので、申し込んでも簡単に手に入れることは出来ません。
セゾンはどちらかというと、アメックスブランドを残しながらも、一般向けのカードになった「廉価版(れんかばん)」といったイメージです。
年会費は?
値段的にも、本家アメックスのカードの最低ランクである「アメリカンエキスプレスカード(グリーンカード)」は12,000円(税別)ですが、セゾン・アメックスだと入門向けカードの「セゾンパール・アメックス」などは年会費実質無料で利用することができます。
セゾン・アメックスの「ゴールドカード」の年会費が10,000円(税別)なので、本家アメックスの最低ランクカードはセゾン・アメックスのゴールドカードよりも高いカードなのです。
「グリーンカード」と「セゾン・アメックスゴールド」はほとんど同格のクレジットカードですが、旅行サービスや苦情受付など、全体的なサービスの質などはアメックスのグリーンカードの方が高いようです。
ですから、最高のサービスを求める人はアメックスカードを利用するようです!
アメックスカードの特徴
一般カードがゴールドカードクラスのアメックスカード。
一番低いランクのグリーンカードは、他のゴールドカードよりも高いステータスを持っています。
また、そのステータス面だけでなく、実際のサービスもその値段に見合った質の高いサービスを受けることができます。
豪華な空港ラウンジも利用可能?
プライオリティパスで豪華な空港ラウンジが利用可能です。
「プライオリティパス」があれば一般向けとは違う、本来は有料の航空会社の上級会員やビジネスクラスやファーストクラス向けのラウンジに入る事が出来ます。
空港によっては普通のラウンジが代替ラウンジとしてあてがわれる可能性も!?
年会費が1万円ほどのゴールドカードは、一般向けの休憩所のようなラウンジになり、ソフトドリンクが飲み放題という程度になります。
プライオリティパスで利用できるラウンジは、アルコールも飲み放題、食事も無料で食べ放題となっているんです。
ソファやテーブルも質が全く違いますよ。
別件になりますが、「楽天プレミアムカード」(年会費10,000円、税別)もプライオリティパスが無料でもらえます。
同伴者も入れるハイクラスカード
ここからはハイクラスカードも混ざりますが、国内の空港ラウンジで同伴者が1名まで無料のカードです。
同伴者が1名まで無料のハイクラスカード
・アメックス・スカイ・トラベラー
1万円(税別)
・アメックス・グリーン
1万2,000円(税別)
・デルタ スカイマイル・
・アメックス・ゴールド
2万6,000円(税別)
・アメックス・ゴールド
2万9,000円(税別)
・アメックス・スカイ・トラベラー・プレミア
3万5,000円(税別)
・三井住友VISAプラチナ
5万円(税別)
・JCB THE CLASS
5万円(税別)
意外なのは、ステータスカードといわれるダイナースはブラックの「プレミアム」でも同伴者は有料になるということです。
しかし、年に2枚、ラウンジクーポン券が送られるようになりました。
それでも2枚ですが・・・
年会費5万円以上のプラチナカードでは、当然といえば当然のサービスという気がします。
いずれにせよ、ラウンジの同伴者1名無料という特典は、非常に希少なサービスであることが分かりました。
JCBのクレジットカードを持っていると空港ラウンジに入れるの?
次のJCBカードを持っていると空港ラウンジサービスを無料で利用することができます。
- JCBザ・クラス
- JCBプラチナ
- JCBゴールド ザ・プレミア
- JCBゴールド会員
そこで気になるのが空港ラウンジの利用料金だけではないでしょうか?
クレジットカードの発行会社や種類によっては、本人のみ無料や同伴者も無料など特典に違いがあります。
JCBプラチナカードも優遇される?
JCBプラチナカードはどうなのか気になりプラチナデスクにお問い合わせしてみたので、紹介します。
JCBプラチナカードで同伴者は無料?
料金についてJCBの空港ラウンジサービスのページを調べてみると、「無料」と、記載されています。
ただし、次の注意書きに以下のような記述がありました。
- 同伴者は有料となります。
- 同伴者料金はラウンジにより異なります。
JCBザ・クラスおよびJAL・JCBカード プラチナ、ANA JCBカード プレミアム、JCBプラチナ
(JCBオリジナルシリーズ)の個人会員のお客様に限り、同伴者1名まで無料で利用できます。
※一部有料のサービスがあります。
対象カードを持っていれば自分ともう一人まではラウンジを無料で利用できるとのことでした。
JCBゴールドカードでは同伴者料金はかかってしまうので注意が必要です。
出張や旅行などの際には待ち時間が大変な空港ではラウンジは大活躍間違いなさそうですね。
是非有効活用してくださいね!
国内で入れる空港ラウンジ一覧
国内で利用できる空港ラウンジのまとめです。
北海道・東北
- 新千歳空港「スーパーラウンジ」
- 新千歳空港「ロイヤルラウンジ」
- 函館空港「ビジネスラウンジ A Spring.」
- 青森空港「エアポートラウンジ」
- 秋田空港「ロイヤルスカイ」
- 仙台空港「ビジネスラウンジ EAST SIDE」
関東
- 成田国際空港第1ターミナル「IASS EXECUTIVE LOUNGE(アイ・エー・エス・エス エグゼクティブ ラウンジ)1」
- 成田国際空港第2ターミナル「IASS EXECUTIVE LOUNGE(アイ・エー・エス・エス エグゼクティブ ラウンジ)2」
- 羽田空港 第1旅客ターミナル「エアポートラウンジ(中央)」
- 羽田空港 第1旅客ターミナル「POWER LOUNGE NORTH」
- 羽田空港 第1旅客ターミナル「POWER LOUNGE SOUTH」
- 羽田空港 第2旅客ターミナル「エアポートラウンジ(南)」
- 羽田空港 第2旅客ターミナル「エアポートラウンジ(北)」
- 羽田空港 第2旅客ターミナル「POWER LOUNGE NORTH」
- 羽田空港 国際線旅客ターミナル「SKY LOUNGE」
- 羽田空港 国際線旅客ターミナル「SKY LOUNGE ANNEX」
中部・北陸
- 中部国際空港セントレア「プレミアムラウンジ セントレア」
- 新潟空港「エアリウムラウンジ」
- 富山空港「ラウンジ らいちょう」
- 小松空港「スカイラウンジ白山」
近畿
- 大阪国際空港(伊丹空港)「ラウンジオーサカ」
- 関西国際空港 カードメンバーズラウンジ「六甲」「アネックス六甲」「金剛」
- 関西国際空港 カードメンバーズラウンジ「比叡」
- 関西国際空港「KIX エアポートラウンジ」
- 神戸空港「ラウンジ神戸」
中国・四国
- 岡山空港「ラウンジ マスカット」
- 広島空港「ビジネスラウンジ もみじ」
- 米子空港「ラウンジ DAISEN」
- 山口宇部空港「ラウンジ きらら」
- 高松空港「ラウンジ 讃岐」
- 徳島空港「エアポートラウンジ ヴォルティス」
- 松山空港「ビジネスラウンジ」
- 松山空港「スカイラウンジ」
九州・沖縄
- 福岡空港「くつろぎのラウンジTIME」
- 福岡空港「ラウンジTIMEインターナショナル」
- 北九州空港「ラウンジ ひまわり」
- 長崎空港「ビジネスラウンジ アザレア」
- 大分空港「ラウンジ くにさき」
- 熊本空港 ラウンジ「ASO」
- 鹿児島空港「スカイラウンジ 菜の花」
- 那覇空港「ラウンジ華~hana~」
クレジットカード 空港ラウンジ 同伴者 まとめ
空港ラウンジのサービス内容や空港ラウンジに同伴者も入れるコスパ最強のクレジットカードを詳しくご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
やはり年会費が高いハイクラスのカードを持っていると空港ラウンジもランクの高いラウンジに入れるようですね。
ぜひ、これから旅行に行く予定のある方は、空港ラウンジに入れるクレジットカードを作っておくのも良いと思います。
それでは、今回の記事がみなさんの楽しい旅の参考になっていれば幸いです。